院長の独り言
免疫のしくみ
昨日の肌寒さから一転して、今日は20度を上回るようですね。
今回は免疫のしくみについてお話させていただきます。
ーーーーーーーーーーーー
侵入した病原体から体を守るしくみ=免疫は、
血液中の血球のうち、白血球が免疫を担当しています。
リンパ球には、T細胞、B細胞、NK(ナチュラル・キラー)
B細胞の作った大量の抗体は血液中を流れていき、
またT細胞、B細胞ともに、一度出会った病原体を覚えていて、
T細胞,B細胞が抗原に対して特異的に働きますが、NK細胞は、
このように生体には病原体に対して二重、
ストレスについて
現代はストレス社会です。
世の中には様々なストレスがあります。
ーーーーーーーーーーーー
ストレスというと、どうしても悪いイメージがあると思います。避けて通りたいものという感じが多いのではないでしょうか。
しかしストレスによって人が成長する場合があり、自分の現在の能力以上の負荷がかかることで、いろんな事にチャレンジできるようになる事も多いと思います。
自分で処理できない負荷がかかって、
ストレスがかかっている時は、
そのためには、
肝臓の働き
9月に入り、肌寒く感じる日が多かったように思います。
お日さまが恋しいです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は肝臓についてお話させてください。
ーーーーーーーーーーーー
肝臓は、腹部の右側にある一番大きな内蔵です。重さは1.5kg位あります。
焼き肉でレバーと言いますが英語で肝臓のことをliverと言います。
肝臓の働きの1つ目は、体で必要な物質を合成したり、不要なものを分解したりする働きです。巨大な化学工場の様な役割をしています。
2つ目は、胆汁(たんじゅう)という消化液を作る働きです。胆汁は血液の赤血球を分解して作られます。一度胆のうにたまって濃縮されて、十二指腸から分泌されます。
3つ目は、血液のフィルターの働きです。
4つ目は、
肝臓は、沈黙の臓器と言われています。
肥満とは~2
ご無沙汰しております。
前回からの続きで肥満についてのお話です。
ーーーーーーーーーーーー
肥満気味の方へのカロリーの取り方についてのアドバイスです。
まずここで、糖尿病や心臓病などの病気をもっている方は、ご相談ください。
あくまでも、病気のない健康な一般の方へのアドバイスです。
日常の運動量によって必要カロリー量が異なってきますが、ここでは、成人の一般事務職の方を基準とします。
標準体重を維持するための一日カロリー量は、体重1kgあたり、28~30キロカロリーとして計算します。
ちなみに筆者の場合は、標準体重が65.8kgなので、
1kgあたり28キロカロリーの場合は、65.8x28=1842キロカロリー
1kgあたり30キロカロリーの場合は、65.8x30=1974キロカロリー
となり、一日摂取カロリーは約1800~2000キロカロリーとなります。
たとえば筆者の場合、カレーライス一杯を昼に食べた場合は、1食約700キロカロリーあるので、運動をしなければ、朝食と夕食あわせて、1000キロカロリー位しか食べられなくなります。意外と標準体重を維持するのは大変です。
肥満とは~1
梅雨明けしてから、気温は連日35度前後。
暑い、本当に暑いです。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今回と次回で肥満についてお話します。
ーーーーーーーーーーーー
肥満とは、体内の脂肪組織に過度に脂肪が蓄積されている状態です。
一般に体格から肥満度を判定するには、最近ではBMI(Body Mass Index)という指標を使います。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)です。
正常が18.5以上25未満で、22が最も標準であると考えます。
そして、BMIだけでなく体脂肪率も参考にすることが勧められています。
これは、同じ体重でも筋肉が多いタイプと脂肪が多いタイプがあり、脂肪が多いタイプでは生活習慣の改善が必要だからです。今では、体重と体脂肪の両方が測定できる体重計も販売されています。
(次回に続く。。)